SDGsエデュテーメントコラム

コラム4号 『サステナブルから始めよう 4/4』

2020/9/5

『How dare you!!(よくそんなことが言えたわね!)』
 
2020年8月24日、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん17歳が、気候変動対策を訴えるため1年間休学していた学校に復学したことをTwitterに投稿し、ニュースとなりました。しかし、たまたま一緒にいた友人がグレタさんに「高校生が1年間も休んで学校や親に迷惑かかるんじゃない⁈」とダメ出しするのを聞いて、思わず世界の若者たちのように反論とフォローをしてしまいました。
彼女のTwitterの原文では、【My gap year from school is over,】と表現されています。つまり彼女にとっては【gap year(ギャップイヤー)】なのです。
【gap year】は、1990年イギリスから普及した制度で、高校や大学の間に約1年間、社会的な見分を広げたり、旅行、ボランティア、就業体験、大学や大学院に進むための資金集めのアルバイトをするためのスペシャルタイムのことです。
つまり日本のマスコミが使う単なる休学ニュアンスではなく、将来のための夢や心を養う【gap year(ギャップイヤー)】なんです。それに彼女はご存知のように昨年の9月23日に国連本部のNYで開催される「国連気候アクション・サミット2019」に参加するため、飛行機ではなくCO2の排出量ゼロのトイレもないヨットで、15日間にわたる4500キロの旅を選んだからです。ちなみに彼女はアメリカ大陸に到着後、そのまま約9ヶ月間活動を続けて、米タイム誌の『パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)』にも選ばれました。
そして忘れもしない、あのサミットでのスピーチが世界中に発信されました。
そのスピーチでグレタさんが何度も何度も、政治家・経済界・マスコミ・大人たち言い放った言葉が、タイトルの『How dare you!!』です。
彼女が怒りをあらわにした【永遠に続く経済成長というおとぎ話ではなく具体的な解決策を】という怒りのメッセージに、私たち大人は明確な答えを出せていません。また、このまま何もしないのなら【大人たちを信じることを拒否して、今からあなたたちと『一線を引く』】ともメッセージも送りました。
しかし、その【彼女が引いたこの一線】は、明確に世界へ広がっています。それが『Friday For Future(未来のための金曜日)』です。彼女の気候変動に対する思いは、学生たちを中心に今や世界で1000万人が賛同し活動しています。
彼女に対してマスコミも含めて賛否があります。偽善者だという人もいます。
だけど私は、今年の24時間テレビで「さだまさし」さんが【偽善行為】に対して言及した『言うだけ言って何もしないヤツよりは、偽善者でも人のためにやるやつのほうがいいじゃん!』に賛成です。
あなたはどちらですか・・・?
コラムは、サステナブルの最後になります。
 
 

コラム4号 『サステナブルから始めよう 4/4』

 
 

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