SDGsAssociation新型コロナウイルス感染症とSDGs

皆さま初めまして。
我々は、一般社団法人日本SDGs協会のリーガルアドバイザーを務めている弁護士の河野雄介と同じく弁護士の三村雅一と申します。
これから、皆様に、SDGsに関する情報を定期的にお届けすることで、より多くの方々にSDGsへの取り組みを始めて頂き、また既にSDGsに取り組まれている皆様に対してはその取り組みをより加速して頂き、2030年に向けて持続可能な発展を実現するサポートができればと考えております。
今回は初回ということで、この新型コロナウイルス感染症の状況下においてSDGsとどう向き合うべきか、という点で我々が心を動かされた話を紹介します。

2020年5月12日に、トヨタ自動車株式会社の決算説明会が開かれました。
2020年は、新型コロナウイルス感染症が発生した年であり、コロナの影響により、豊田の決算説明会は、名古屋からWEB配信で行われたとのことです。同説明会の第2部では、豊田社長から「トヨタとしてコロナ危機にどのように立ち向かっていくのか」ということについて、その想いが語られました。
(なお、詳しくは、トヨタイムズ(https://toyotatimes.jp/insidetoyota/074.html)を参照下さい。)
その中で、豊田社長は、ウィズコロナ、アフターコロナの時代に向けて、自身が全身全霊をかけて取り組むこととして、「世界中で、自分以外の誰かの幸せを願い、行動することができるトヨタパーソンを育てること」=「YOUの視点」をもった人材を育てること、であると述べました。
そして、「世界中で、自分以外の誰かの幸せを願い、行動することができるトヨタパーソンを育てること」=「YOUの視点」をもった人材を育てることとは、「『誰ひとり取り残さない』という姿勢で国際社会が目指している『SDGs』、『持続可能な開発目標』に本気で取り組むことでもあると考えております。」としてその話を締めくくりました。

日本のみならず世界の経済が新型コロナウイルス感染症で甚大な損害を被り、規模を問わず、多くの企業が苦しんでいます。何よりも自分たちが生き残るための術を模索することに必死で他者のことを考える余裕を失いつつある、そんなときに豊田社長から発せられたこのメッセージに大きく心を動かされました。
SDGsへの取り組みは、余裕のある大企業が行う社会貢献活動の延長線上にあるものというイメージであったかもしれません。しかし、我々が、新型コロナウイルス感染症によって世界中の企業や個人が大きな被害や制限を受けている今を、そして新型コロナウイルス感染症で訪れるであろう厳しい時期を生き抜くための術こそ、豊田社長の言葉にある、「自分以外の誰かの幸せを願い、行動すること」であり、「SDGsに本気で取り組む」ことなのだと思います。

これから、我々は皆様に、SDGsに関する情報を定期的に発信させて頂きます。
皆が同じ思いを持って、同じ目標に向かって一つになり、2030年のSDGsの実現に少しでも役に立てればと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。