Philosophy & Activities

理念と活動

ともに認め、ともに学び、
ともに創る。
信頼とパートナーシップで
未来をつくる、共創プラットフォームへ。

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私たちが目指すこと

一般社団法人日本SDGs協会は、2018年に設立されました。

設立当時、日本では「SDGs」という言葉自体がまだ十分に浸透しているとは言えず、私たちは、SDGsの理念を広く周知し、活動を支援することを大きな使命として掲げました。以来、サステナブルな社会の実現に取り組む企業・団体・個人の皆さまの声に寄り添いながら、学びと実践を重ねてきました。

その後、SDGsという言葉は急速に誰もが知るものとなり、企業活動においても重要な位置を占めるようになりました。しかし、認知の広がりに比して、肝心の社会課題の解決は依然として遠く、その取り組みの必要性は年々増しています。
気候変動や資源制約、災害の激甚化といった環境面の課題はもちろん、労働・人権、ハラスメント、格差、地域社会の持続性、教育機会、サプライチェーンにおける責任ある調達など、社会面の課題も複雑化し続け、解決の見通しが立つ状況ではありません。

一方で、近年のSDGsは、逆風の中にあるとも言えます。背景にあるのは、性質の異なる2つの批判の高まりです。

まず、従来の経済活動や短期的な収益性を重視する立場からは、SDGsが“コスト増”や“過度な理念先行”と捉えられ、経済活動の自由と発展を阻害するものとして批判されます。
とりわけ、現在のように経済状態や競争環境が不確実な中では、SDGsへの対応が“現実離れした負担”として受け止められ、全面的な否定に遭うことさえあります。

逆に、平等でサステナブルな世界の実現をより強く求める立場からは、SDGsの取り組みが表層的・形式的なものに留まり、実態や成果が伴っていないのではないかという厳しい視線が向けられています。SDGsという言葉が先行し、不十分な実態を覆い隠すトレンドとして機能する、いわゆる“SDGsウォッシュ”として批判されることもあります。

こうした批判が強まることは、SDGsが社会に普及したからこそ生じる健全な反応でもあります。だからこそ、私たちはこうした両面からの批判を真摯に受け止め、乗り越えなければなりません。SDGsを“掲げる”段階から、社会に“実装する”段階へ、確実に移行していかなければならないのです。

確かに、さまざまな社会の現場には、いまでも「具体的に何をすればよいかわからない」「取り組みの整理や見える化に悩んでいる」「他社の事例や方向性を知りたい」「信頼につながる発信をしたい」といった、戸惑いや切実な声が多くあります。こうした声を受け、当協会は、“お題目”になりがちなSDGsを、内実を伴う実践として積み上げ、成果を確認していく新たなフェーズに移行します。そのための手段が、当協会独自の「SDGs認定」と「会員コミュニティ」という2つの事業を軸とした連携の枠組みです。

「SDGs認定制度」は、企業・団体の取り組みを一定の基準に基づいて整理・確認し、その意義や方向性を明確化するための枠組みです。
組織内部の意識共有や体制整備を後押しするとともに、対外的な発信や社会的信頼の形成につながる契機となることを目指しています。

「会員コミュニティ」は、企業・団体が分野や業種を越えてつながり、学び合い、共に実践を前進させる場です。
セミナーや講座を通じた情報共有に加え、交流会などで対話が生まれることで、相互支援や協働が育まれる“土壌”をつくっていくことが、私たちの役割です。

SDGsの本質的な難しさの一つは、経済市場での競争力や合理性の追求と、その過程で生じる社会課題・環境問題といった外部不経済への取り組みとを両立させながら、統合的な発展を目指さねばならない点にあります。しかし、課題同士が相互に関連することで複雑さは増す一方であり、単独の組織で解決することは容易ではありません。 私たちは、認定という「整理と発信のフレーム」を活用し、社会・環境への取り組みが生み出す社会的信頼を、経済活動へと接続します。そして、社会課題への取り組みという共通項をもった企業・団体・個人が集う「学びとつながり」のコミュニティによって、多様な主体が協働できるシナジーを生み出していきます。

すべての基盤となるのは、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」です。当協会は、立場や分野を越えて会員の皆さまがつながり、学び合い、それぞれの強みを持ち寄りながら、さまざまな社会課題に共に取り組むための共創プラットフォームを目指します。

今後とも、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

ミッション(Mission)

持続可能な開発目標(SDGs)の理念のもと、
社会・環境・経済の調和的な発展に向け、
多様な主体の連携と行動変容を促す仕組みを構築します。

ビジョン(Vision)

SDGsを軸に多様な企業・団体・個人が信頼と連携を育み、
持続可能な未来を共に創り出す社会の実現を目指します。

バリュー(Value)

◯ SDGs実践のための “指針”と“信頼”の提供
認定制度を通じて、会員企業・団体・個人の取り組みを整理・深化させ、
信頼の構築と社会への発信を支援します。

◯ “学び”と“対話”のためのコミュニティの育成
会員同士の学びと対話を通じて、多様な視点や経験が交差する、
協働のためのコミュニティを提供します。

◯ 共創の広がりを支えるプラットフォームの構築
制度と場の提供を通じて、SDGsに取り組む会員同士が支え合える
共創の土壌を整え、社会全体への広がりを促します。

Activity overview

活動概要

  • SDGs認定制度について

    貴社のSDGsに関する取り組みの実績や指針を、当協会が第三者の立場から認定する制度です。
    対外的な信頼構築を支援するとともに、今後の目標設定や体制整備を促し、持続可能な実践の着実な推進を後押しします。

    SDGs認定制度について
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  • 会員コミュニティ事業
    について

    「SDGsに取り組む多様な会員が、立場や分野を越えて学び合い、つながり、実践を深める仕組みです。
    セミナーや講座を中心に、対話や交流の機会を通じて視野を広げ、取り組みを支え合う関係を築きます。

    会員コミュニティ事業について
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  • その他事業について

    学生会員の活動支援、会員紹介、広報活動支援など、さまざまな事業を展開しています。
    会員のみなさまが当協会を舞台に活躍できるよう、柔軟で開かれたプラットフォームとして機能することを目指しています。

    その他事業について
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